MATERIAL
和紙
日本にもともと自生した楮(こうぞ)三椏(みつまた)雁皮(がんぴ)などの昔ながらの原料と製法で作られる紙を「和紙」と呼ぶ。洋紙などに比べて繊維が長く、薄くて頑丈で、保存性が高い。和紙独特の柔らかくしなやかな手触りや控えめな光沢などは、時間とともに味わい深くなる。現在でも日本各地の和紙産地が点在しており、日本の手漉和紙技術は、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている。
MANUFACTURE
N工房
伝統工芸師の永井聡が率いるN工房は1999年に創業、埼玉県川口市でインテリアのための和紙の装飾加工を手がけている。箔や砂子といった伝統的な技術、和紙の染色はもちろん、精緻なタッチの絵付けのアートワークまで、日々、和紙の可能性を拡張しつつ内装を彩っている。
MANUFACTURE
studio fujino
日伊のマイスターのもとで最高レベルの修行をした後、2007年に自然豊かな神奈川県相模原市の藤野町でstudio fujinoをスタートした木工家具職人、藤崎均。木材だけにとどまらない材料への豊富な知識と、正確無比な技術を駆使して、常に難易度の高いものづくりに向き合っている。
CARE
使用上のご注意
・手仕事のため、商品一つ一つのできあがりに差異があります。
・製品は、安定した場所、邪魔にならない場所でご使用ください。
・水で濡れてしまった場合は、よく乾かしてください。濡れたままにすると、カビが発生してしまう場合があります。
・ほこりを取る場合は、静電気で吸着する羽根タイプの掃除用品でやさしく撫でるか、エアスプレーなどでほこりを吹き飛ばすようにしてください。
・汚れが付いた場合は、かたく絞った布巾で取り除いてください。
・変色や劣化の原因となるため直射日光、または熱を避けて保管してください。