硬質で耐久性があり、吸水率が低い花崗岩は、日本ではよく墓石などに使用されている。庵治石は、その花崗岩の中でも特にきめ細かく、変色しにくいのが特徴。「花崗岩のダイヤモンド」の名で世界的にも高く評価されており、20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチも、庵治石を使っていくつもの作品を生み出した。

伏石石材は、1975年に香川県高松市牟礼町で創業し、２代目である伏石康宏は、美容師の道から、墓石を製造する家業を継いだ。高級墓石として有名な地元の庵治石と、抜群の手先の器用さを掛け合わせ、アクセサリーや生活雑貨といった新しい用途の開拓にも挑戦。その唯一無二の仕事ぶりは産地の中でも際立った存在である。

1958年、島根県浜田市で創業。山間部にある工房 で、初期は婚礼家具、現在は障子や組子などの建具 を中心に製作。2代目を継いだ吉原敬司は「職人が 誇りを持って働ける環境を」と設備を刷新。緑に囲ま れた開放的な工房に、職人を志す若者たちが多く門 戸を叩き、日々研鑽を重ねている。

・手仕事のため、商品一つ一つのできあがりに差異があります。
・製品は、安定した場所、邪魔にならない場所でご使用ください。
・庵治石の蓋は重いため、開け閉めの際にはお気を付けください。
・水で濡れてしまった場合は、よく乾かしてください。濡れたままにすると、カビが発生してしまう場合があります。
・柔らかい白木を主材としておりますので、丁寧にお取り扱いください。
・ほこりを取る場合は、静電気で吸着する羽根タイプの掃除用品でやさしく撫でるか、エアスプレーなどでほこりを吹き飛ばすようにしてください。
・変色や劣化の原因となるため直射日光又は熱を避けて保管してください。