作家
中臣 一
なかとみ はじめ:竹藝家/バンブーアーティスト。1974年大阪府生まれ。大学在学中に人間国宝の生野祥雲斎の作品に衝撃を受け、竹藝を志す。大学卒業後、竹工芸の一大産地・別府で製作の基礎を学び、竹藝家の本田聖流氏に師事。2005年に独立し、オブジェを中心に創作。ボストン美術館をはじめ、ニューヨーク、ロンドン、パリなど世界各地の美術館やギャラリーで作品を発表。リッツカールトン京都、フォーシーズンズ東京大手町、福岡空港VIPラウンジなどのアートワークも手がける。パブリックコレクションは、フィラデルフィア美術館、サンフランシスコ・アジア美術館など多数。
MATERIAL
竹細工
竹は固くしなやかで、縦に割れる性質があり、日本人は、竹かごなど道具として、古くから竹を暮らしの中に取りいれてきた。竹細工では、主に弾力性に富んで編組みに適した真竹が使われる。竹を伐採してから、竹細工を編むために必要な材料である竹ひごを作るまでに、油抜きや天日乾燥を経て、小刀などで竹を割り薄く揃えるなどと多くの時間と手間がかかっている。人の手で丁寧に編まれた竹細工は、その技巧の美しさから、単なる道具としてだけでなく、今ではファッションアイテムやアート作品としても注目されている。
CARE
使用上のご注意
・手仕事のため、商品一つ一つのできあがりに多少の差異があります。
・日常のお手入れは、柔らかい乾いた布で軽く拭いください。
・竹のオブジェ部分は、強い力を加えると破損の原因になりますので、お取扱いにご注意ください。
・直射日光にあたると色が褪色しやすく、乾燥し過ぎて壊れやすくなりますのでご注意ください。
・カビの原因となりますので、湿気が籠らないよう保管してください。